短歌日記 うたのちから

最近、UAchara(で合っていたかな)やBonnie Pinkを聴いている。結構こういう歌の歌詞と云うのは字面を読むと気恥ずかしくなるものであっても、割合曲にのせて歌詞を聴くとすんなりと頭と云うか感情に入ってくる。歌を聴きながら泣いちゃったりもする。
短歌を読んで泣いたことは無いなあ。単に僕が短歌に対する感受性が低いと云ったらそれまでだけれど。良い歌はたくさんある。読んで感じ入ったりもする。でも泣くまでには至らない。論理のレベルの理解にとどまっているのだろうな。歌が感情まで明確に浸透しないのだろうな。
短歌は所謂ポップカルチャーではない。ポップカルチャーって何かって聴かれるとわかんないけれど、簡単に感情を動かしてくれるメディア上のストーリーなのだと考えてみる。例えば、単純に面白かったり、単純に泣けたりする。安易と云えば安易なのだけれども、安易であるためには作り手はかなり大変なのではないのかなと思う。
なんか短歌、自分のなかでもう一皮も二皮も剥けないとしっくり来ないような気がする。