お茶日記 韓国のお茶

ニッキサイト経由でメッセージセンターを利用し、ふぁるふぁーら KOREAのナビさんに韓国でのお茶事情について厚顔にも尋ねたら、2003/06/23(月) 韓国のお茶についてとレポートして頂けた。ありがとうございます。
日本では、日本茶と英国紅茶は随分以前から文化として定着しているが、中国茶についてはまだおそらく偏った知識しか得られていないものと思われる。知りたいのは現地で普通の人がどうやってお茶を飲んでいるかと云うこと。
韓国は日本のお隣の国。韓国の文化も日本に随分と入ってきてはいるものの、お茶については殆どは入ってきていないと云って良いだろう。そういうわけでのインタビュー。是非ご覧を。
お茶と云っても広義でとらえると、日本でも抹茶・玉露・煎茶・ほうじ茶・番茶など。穀物を混ぜたもの。茶樹の葉ではない他の葉を使ったもの(どくだみ茶等)がある。
一方、韓国では、日本で云うそれらも含むが、驚くべきことに果実の砂糖漬けシロップを水やお湯で割ったものも「お茶」。
また、干し柿、乾燥させたナツメ、シナモン(桂皮)、山茱萸(さんしゅゆ)オミジャ(五味子)や生姜を煮出したものも「お茶」。日本で云う薬湯みたいなものかな。
それから、鳩麦を挽いた粉に砂糖を加えてお湯で溶かしてどろどろにして飲み、それを朝ご飯代わりにする一方、韓国の食堂で「水」を頼むと薄い麦茶が出ることもあるらしい。
いや、近くて遠くの国。韓国のお茶事情も奥が深い。