短歌日記

  • 眠れない夜はSPAMと呟いてSPAM、羊、SPAMと数える

モンティ・パイソンのコントから。因みに、沖縄ではSPAMは普通に食べられていて、沖縄出身の友人にSPAM入りゴウヤチャンプルーを御馳走になったことがある。美味しかった。沖縄ではSPAMのことをポークと呼ぶらしい。そして、そのSPAMの入っていた缶は現在僕の筆立てになっている。脂っこいにおいが消えるまでに時間がかかったが、逆に考えると、沖縄の友人にSPAMを御馳走になってからそれだけの時間が経ったと云うことだ。気合いさえあれば十首くらいの歌になりそうなこと、それくらい僕にとっては大事で僕以外の人にとってはなんでもないような出来事を文章で綴るとこんなに陳腐な筋になってしまうのが不思議で切ない。