短歌日記「愛3.0」

香水の香り漂う捨てられて割れた小瓶は愛なのですか(出石正比古)
枡野浩一のかんたん短歌blogへの投稿歌

今日、建てかえた家の部屋の荷物を整理していたら香水の小さな小瓶が出てきた。昔の彼女にあげたもの。ヴィヴィアン・ウエストウッドのブドワール。ヴィヴィアンにあこがれを感じると云うのが共通の感覚であった。彼女はゴシックロリータに、僕はセックスピストルズに興味を寄せていた。ヴィヴィアンのフレグランスは二種類をペアで使っていたと云う恥ずかしさ。僕自身は自分の好きなものに人を介在させないので、僕の使っているリバティンと云うオードトワレはまだ愛用しているし、これからも使うだろう。けれど、ここにあるブドワールの小瓶。パウダリーでスパイシーでバラの香りの少ししか使われていないこのパフュームは何処に行くのだろう。

だれかヴィヴィアン・ウエストウッドのブドワールの似合う女性はいませんか? 当方リバティンを愛用しております。ここから出会いは発展しないか。しないね。

と、少しだけ手首につけ、パフュームなので数時間は香りが残るその残り香の変化をずっと感じている。。って、かなり気持ちが悪い行為だけれども。

等と、歌の背景やら解説をするのは詠い手が読者に読みの文脈を強制することになるのでしょうか。

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