お茶日記 グームティー

  • テイエ* 113GOOMTEE FTGFOP1 02-2 *1 4,500円/100g


年代ものの赤ワインのようなどっしりとした重厚感があります。やや強めの渋みがフルーティーな香りでまろやかにまとまり、ボディーのしっかりしたグームティーらしさがよく出ています。
春摘みダージリンは、渋みがでやすいのでお湯の温度をやや低めにするとおいしく召し上がれます。
朝、母がケーキを食べるというので本当に久々にポットで入れる。このポットは東京の合羽橋の専門店街で購入した1000円程度のポット。
二つのマグカップの量で測るとちょうど400ml強だったので、茶葉は大体3×4=12gの計算だが、少なめの9gに。お湯の量も400mlよりちょっと多めに。抽出時間はいい加減で約三分。
味は…かなり渋くなってしまった。香りは少なからず出るがそんなに「香り高い」と云えるほどでも無い。湯を足して飲んでみたが一旦口の中に広がった渋みはなかなか取れない様子。過去に飲んだ記録では割とよい評価だったのに残念。
今回の不満の原因は、「茶葉の保存状態」、「お湯の性質」、「淹れ方の失敗」の三つの原因が考えられる。これらはちょっと調査しないといけない。
尤もダージリンの春摘みはちょっと低い温度で淹れた方が良いらしいので、それをすっかりと忘れていたことも原因の一つなのかも知れないが。

*1:「Finest Tippy Golden Flowery Orange Pekoe」の略。つまり、茶樹の枝の先端にある葉っぱだけを使って、開ききってない新芽が多く、製茶過程で新芽の産毛が残っていて、茶液で着色され金色に見える茶葉の高級なもの…ってことが表されています。茶葉を見ると確かにそんな感じもしないでもないような…。兎に角凄いお茶らしいです。