お茶日記 「完璧な紅茶」の入れ方

かな〜り遅い反応になりますが、話題になっていた、

について。英国紅茶と云えば伝統的な「ゴールデンルール」の五原則に言及せざるを得まい。簡単にまとめてみる

  • Use goodquality tea
  • Warm the tea pot
  • Measure your tea
  • Use freshly boilling water
  • Allow time to brew

要約すると、良い茶葉を使いましょう。ポットを温めましょう。お茶をちゃんと量りましょう。沸騰したてのお湯を使いましょう。十分蒸らしましょう。ということでしょうか。
まあ、それ以上にもいろいろと蘊蓄を語ってみたい気もしますが、今回はパス。
先の、英王立化学会の「完璧な紅茶」の入れ方からの引用。


水が沸騰するまでに、ティーポットとカップに水を入れ、電子レンジで1分間加熱して容器を温め
この電子レンジを使うアイデアは結構良いと思う。僕も使ってます。

お湯が沸いたら、茶葉をいれたティーポットにお湯を注いで軽く混ぜ、3分間待つ。
お湯を注いで混ぜるのですか。それは思いつかなかった。以前、日記で書いたところ、蒸らした後にかき混ぜるという方法を教えてもらったのですが。

紅茶を注いでから牛乳を入れると、牛乳のタンパク質が高温で変性して風味が損なわれるため、マグカップには先に牛乳を入れるよう指示。
これは、偶然僕の経験的方法と一致。ミルクを後で入れると、ミルク味があまりしないんですよね。これは、ミルクと紅茶液の量のバランスが、紅茶を先に入れる場合と、ミルクを先に入れる場合とでは感覚的に違ってしまうのが原因かと思っていました。と、僕の味覚も捨てたものではないかも。

飲むのは、60─65度ほどに冷ましてから
これにはびっくり。紅茶を淹れるときにはあんなに高温にこだわっていたのに、飲む時は違うのか。この温度だとちょっと高めの温度で淹れた緑茶を飲む時の温度に近い。今まで下唇をやけどしながら飲んでたのに。冷めたら美味しくないのではないかな…。
とは云え、西洋人が高い温度の紅茶をすするということはきっと出来ないだろうから、疑問に思っていたことはたしかですが。