お茶日記 銀球茶

注意:現在この「大熊猫屋」は存在しません。お店のお二人は中国へ行かれたとの噂です。その後のこと、ご存知の方は書き込みいただければ幸いです(2006.02.11)

  • 大熊猫屋 銀球茶 ?円/50g

大熊猫屋は、東京で中国茶を飲もうと初めて計画した時選んだお店のうちの一つ。他のお店では、吉祥寺の緑碧茶園のサロンでランチと単品のお茶を頂き、華泰茶荘*1の渋谷店で本格的な工夫茶式でお茶を頂きました。
そう云う本格的で高級感が漂うお店も良いけれど、この大熊猫屋は非常に小さなこじんまりとしたお店で、テーブルが一つか二つとカウンターだけというもの。店員さんも女性二人だけで、なんか良い感じ。僕が行った時は、もう一人の店員さんはカウンターでお茶を飲んでいて店員とは見えなかったというくらいなんかまったりとしたムード。杏仁豆腐が最高に美味しかった。
そこで出されるおは全ても量り売りしてくれて、10gずつ全種類包んでくれるようにと迷惑なお願いをして、しかもラベルを作って欲しいという図々しいお願いもちゃんと聞いてくれました。
何しろ、お客さんが少ししか入れないから店員の人とほぼマンツーマンでいろいろなお話が出来るところが楽しい。尤も、店員がしつこくしゃべり掛けてくるわけではなくて、こちらが話しかければ気さくに会話に応じてくれると云うことと、ここまではお店の話。
今日飲んだ銀球茶は、工芸茶というもので、緑茶の茶葉を糸で縛って球形にしてあり、湯を注ぐと茶葉が開いてまるで花のように見えるのが特徴。普通はグラスや蓋椀などで淹れて、その形を楽しみながら飲むもの。工芸茶については緑碧茶園に詳しく書いてあります。
2003-12-29-Mon 中国緑茶の淹れ方は少しずつ分かってきたと豪語していた割にあまり美味しく淹れられなかった。香りは出なかったし、薄かったり濃かったり。きっと湯の量と音頭の問題なのだと思う。中国の緑茶は香りが命であると考えているので、熱湯で数秒蒸らせばよいと考えていたが、このお茶はちょっと冷ましてやらないといけないのかなあ。中国緑茶は茶葉によって適温が違うのだろうか。一個しか買っていないので練習が出来ません。
お薦めの大熊猫屋の場所などをご紹介しておきます。価格も高くないし是非気軽にいらっしゃって下さい。
大熊猫屋はKoichi Hirataさんの「All the tea in China」*2に詳しい情報が掲載されています。そこから行くのに必要な情報だけ引用します。


住所:渋谷区神宮前2-20-12 ワタナベビル1階
営業時間:11:30〜20:00
定休日:土
TEL:03-3478-9840
お勧めですので、是非お気軽にいらっしゃって下さい。その時は杏仁豆腐もどうず。
と、この銀球茶は昨日飲む予定でいて日記のタイトル「シルバーボール作戦」を考えた元になったのに飲むのが遅れてしまって残念。って、ここしばらくのタイトルの付け方の法則は分かり易すぎますかね。