お茶日記 フリュイ ルージュ

マリアージュフレールのフリュイ ルージュ(FRUITS ROUGES)を頂く。いや、同じポットで出てくるので写真を撮っても仕方ないかなと、撮らなかった。
フリュイ ルージュとはフランス語で赤い果実の意。四種類のベリーのフレーバーとのことだったが、調べてみると、いちご、木いちご、さくらんぼ、すぐりの四種類とのことだった。すぐりはベリー類だが、いちごや木イチゴは厳密にはベリー類には入らない。さくらんぼはまったくかすりもしないわけで。
フランスでは一般的に小さなみずみずしい実のことをベリーと云うらしい。そして、このフリュイ ルージュは紅茶の名前ではなくて、いくつかの赤い果実をあしらったお菓子にもつけられる名前であるし、果実の冷凍の詰め合わせも同じ名前で呼ばれているようだ。
さて、味。やはり香りが強い。しかし、複雑な段階の甘さ・甘酸っぱさが重なり合っていて幸せな香り。味は強い味に引きずられないように薄味で渋味をきかせてある。ベースはダージリンだろうか。茶葉は確認していない。もしかしたら、茶葉に乾燥果実が入ってたりしてね。フレーバーはガラスの茶器で入れてほしいなあ。などと思ったりもする。